国の「教育ローン」と銀行の「教育ローン」の違いとは?

審査基準は正反対

国の教育ローンと銀行の教育ローンの最大の違いは、審査基準です。国の教育ローンは、生活が苦しい人に対して教育資金を融資しようというのが趣旨です。そのため、収入が高い人は申し込むことができません。また、自分より収入が低い人がいれば、そちらが優先されます。

 

これに対し、銀行の教育ローンは通常の融資と同様です。収入が高い方が優遇されますし、ローン商品によっては金利が低くなることもあります。当然の話として、収入が高い人の方が安定しているため、銀行側も融資を歓迎するわけです。

 

国が有利とは限らない

国の融資は多くの場合条件がいいと評判です。しかし、金利に関しては国より民間銀行の方が低いことが多いです。最近の国の融資は、銀行でお金を借りることができない人に対して、国がリスクを負って貸付をしようとする方向性に変わりつつあります。

 

教育ローンも同様であり、金利こそ銀行より低めに設定されているようですが、保証料が別に必要なので合計するとどちらが有利かわかりません。また、融資限度額も高くはなく、必ずしも子供に必要とする収入を全て賄うことができるとは限りません。

 

国の教育ローンと銀行の教育ローンの違いを融資条項などで比較することで、自分にとってどちらが有利かを調べることが必要です。また、最近はカードローン形式の教育ローンを民間銀行が提供しています。必要な時にだけ借りることで利息負担を軽減できますが、国ではこのようなローンはありません。

 

銀行なら自分の取引銀行がベスト

人にもよりますが、銀行の教育ローンの方が有利なケースが多いと思われます。どの銀行を選定するかですが、基本的に自分が給与振込などをしている銀行がベストの選択です。

 

銀行は、自行での取引履歴が長く、取引量が多い人を優遇します。融資限度額の決定などで、取引履歴の長短で結果が分かれることは珍しくありません。最近はどの銀行でも教育ローンを提供しています。多少の金利差はあっても、他の銀行では自分の取引銀行ほどの優遇策を取ってくれるかどうかわかりません。